ADHD・ASD長男
グレーゾーン長女
年子兄妹2児の母♪
あや乃(@ayano_dekoboko)です。
発達障害児の子育てに奮闘しつつ、
同じように悩む発達っ子ママさんの
お役に立てるようなブログ運営を目指しています◎
どうしても注意がそれやすいADHDっ子。
指摘した3秒後には忘れてしまっていることもよくあります。
ママは指摘したつもりでいてもADHDっ子には意図通りに伝わらないので、
ママはイライラ、子どもは怒られてばかりで自己肯定感が下がるという負のループになるのです。
ママの思う通りにはきっと伝わらないし、忘れ物もなくならないでしょう。
カンペキはもう諦めて(笑)
少しでも伝わりやすく、忘れ物が少なくなるようにするコツについてブログにしました!
- 保育園などの集団の場は経験済み
- 場にそぐわない行動はする
- 基本的にコミュニケーションだいすき
- 読み書き絵本だいすきで学校も意欲的
- 新入学の登校しぶりの体験談を知りたい人
- 学校行きたくない!のうけとめ方を知りたい人
- 発達っ子の登校しぶりの対応策で悩んでいる人
特性に合わせて入りやすい方法で気付かせる
発達っ子と一言で言っても特性によって、指示の入りやすさは違うんですよね。
指示の入りにくい方法で伝えても、たぶん一生伝わらなくて、ママはイライラし続けると思います^^;
自分の子どもの特性はきっとママが1番わかっていると思うので、特性に合わせた伝え方でやってみて下さいね。
見える化して気づける工夫をする
視覚優位の子だと、目に見える形で知らせると良いと思います。
- 持ちものリストを壁に貼る
- 玄関のドアに必ず持つものをかけておく
など、パッと見て「持って行かなきゃ!」「準備しなきゃ」と気付けるのでオススメです。
アレクサなどを使って音で知らせる
聴覚優位の子だと、アレクサなど、時間で設定して音で知らせてくれるように設定しておくことと良いと思います。
- この音が鳴ったら準備をする
- 曜日時間ごとにリマインド内容を設定する
など、最初の準備は時間がかかりますが、機能し始めるととても有効な方法ではないでしょうか。
長男の場合は習慣化させる
わが家の長男は視覚優位で習慣化に強いタイプです。
「この時間に〇〇をやる!」と長男の中にインプットされれば、声掛けなしでもスムーズに進められるので、習慣化することを意識しています。
また、活字中毒なくらい文字情報は入っていくので、
- 必ず通る場所にリマインドの張り紙をする
- 作業を行う場所に用意するものリストを貼る
- 玄関に持っていくものを置いておく
というのはとても効果的でした。
「明日の学校の準備してね」の声掛けで、
- 時間割表をみる
- 教科の確認と教科書を入れる
- 鉛筆を削っておく
- 特別な持ちものを確認する
の作業は行えるようになり、記載されているものを忘れることは無くなりました!
忘れてしまったときの対処法を身に付ける
どれだけ対策していても、どれだけ気をつけていても忘れ物はします。
それは発達っ子も定型っ子も変わりません。
大切なのは忘れ物をしたときに、どう行動するか。ではないでしょうか。
わが家ではこのように教えています^^
「忘れました」を言えること
正直に「忘れました!」と言えるのって実はすごく大事なスキルかなと感じています。
忘れ物をして困っているのにモジモジ。
気づいてください〜は誰も気づいてくれません^^;
「忘れました」を言えることで、周りの人が手を貸してくれることもあります。
困ったら自分から行動を起こせるように伝えています。
「貸してください」を言えること
「忘れました!」のあとにプラスして「貸してください」が言えると更に良いと感じています。
保育園や小学校であれば「忘れました!」と言えば、何も言わなくても先生がサッと貸してくれることも多いと思います。
でも中学校、高校になったら?
大人になったら?
多分「そうですか」で終わるんじゃないかなーって思ったりもします。
「困り事」プラス「して欲しいこと」を伝えられるようになったら、親としては安心だなって感じます。
代わりの方法をみつけること
忘れ物をしても手持ちのもので代わりになるものがあれば、助けを求めなくても大丈夫な場合もあると思います。
例えば、
- 傘を忘れたけど、ジャンパーを被って家に帰る
- 水筒を忘れたけど、学校の水道で水を飲む
このように、自分で考えてあるもので対処できるスキルも身につけば、忘れ物が多くても安心だったりします。
ある程度は仕方ないと割り切る心をもつ
ADHDは特性ですし脳の働きによるものですから治るものではありません。
治らないものに対して必死に働きかけても言う方も言われる方も辛くなるだけ。
「ある程度は仕方ないよね」と割り切る気持ちも大切なんじゃないかと感じています。
特性なので完璧に治ることはない
冒頭でも少し触れましたが・・・ADHDは治りません。
特性に合った対処法をすることで、忘れ物をしにくくなったり、対応しやすくなったりはしますが、完治といったものは存在しないのです。
治らないものを無理矢理直そうとか矯正しようといった対応は無意味ですので、うまく付き合っていく方法を探していけたらと思っています。
自分とは違う人間だから・・・押し付けない
そもそも親であるわたしと子どもは別の人間です。
さらに、定型である私と発達っ子である長男は脳の作りも違います。
なんなら、男女でも違うし、大人と子どもでも違いますよね?
親であるわたしは、今までの経験をもとに効率よく進める方法や失敗しないやり方を知っていて、ついそのやり方を押し付けがちです。
定型っ子であれば、その押し付けもうまく取り入れて対応できるかもしれないけど、発達っ子にはほぼほぼ無理でしょう。
(定型っ子には押し付けていいわけじゃないですよ!念のため。)
長男の得意なやり方に合わせる。
基本的なやり方とか一般的にとかに囚われない。
ここは意識することが大事です。
命にかかわらない忘れ物は気にしない
持病のある子が薬を忘れてしまうのは命にかかわるので絶対に良くないです。
ここは何が何でも忘れないように教え続けないといけないことだと思います。
ですが、命にかかわらないもの・・・例えば、
- ノートを忘れた
- 宿題を忘れた
- 水筒を忘れた
- プールバックを忘れた
程度のものであれば、困りはするけど命は落としませんよね?
「お母さんは準備しなさいって言ったからね」
「忘れて困るのはあなただからね」
でいいのです。
小さなことにいちいち怒っていたら、きっと発達っ子ママは24時間365日怒り続けないといけないように思います(笑)
些細なことには目をつぶっても良いのではないでしょうか。
まとめ
ADHDっ子の脳内の散らかり具合は、わたしには分からない世界です^^;
彼らの世界に寄り添いつつ、特性に合わせて環境を用意するくらいしかこちらに出来ることはありません。
ついつい世間の常識や一般的なやり方を押し付けてしまいそうになりますが、グッとこらえて見守れるようになりたいと思っています。
(つい余計な一言が出ることもありますが・・・笑)
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
コメント