ADHD・ASD長男
グレーゾーン長女
年子兄妹2児の母♪
あや乃(@ayano_dekoboko)です。
発達障害児の子育てに奮闘しつつ、
同じように悩む発達っ子ママさんの
お役に立てるようなブログ運営を目指しています◎
北海道の夏休みは短いと言われていますが、それでも3週間はあります。
その夏休みの期間をどのように過ごすかで、親子関係や子供自身の成長に大きく影響するんじゃないかとわたしは考えています。
とはいえ発達っ子長男は学童には行けないですし、1人で留守番もできません。
わたし自身も在宅ワーカとはいえフルタイムで働いているので、常につきっきりは難しい。
午後からは放課後等デイサービスに行けることになっているので、うまく活用しながら夏休みを乗り切る方法について書いていこうと思います。
- 週4で放課後等デイサービス利用中
- 共働き(母は在宅ワーク)
- 集団行動は苦手・静かな場所が好き
- 発達っ子の夏休みの過ごし方について考えている人
- 子どもと24時間一緒にいることにストレスを感じやすい人
- 有意義な夏休みを過ごして成長につなげたいと考えている人
1日の過ごし方を最初に決めておく
休みとなるとつい気が緩んでダラダラしてしまいがちです。
1度作った生活リズムを崩すのは簡単ですが、元に戻すのは難しい。
我が家ではなるべく平常通りの生活を維持していくことを目標に、夏休みの過ごし方について決めていくことにしました。
スケジュールは一緒に決める
夏休みという日常でありつつも非日常の生活です。
夏休み期間をうまく進めていくためには、わたしの思いだけではなく、長男の思いや考えも理解して取り入れていくことが我が家においては重要と感じています。
そこで我が家では、終業式の夜に一緒に夏休みのスケジュールや過ごし方を決めました。
- 宿題などの課題をする時間
- 放課後等デイサービスに行く時間
- 起きる時間と寝る時間
この3つだけは時間とタイミングをしっかり決めました。
また決めた項目は見える化して、いつでも確認できるようにしています。
ルーティンは崩さないのが大事
長男はルーティンワークに強いタイプです。
- 事前に見通しが立っていることを淡々とこなすこと
- 習慣化したものを声かけなしで行うこと
この2つはうまく活かしていくことが今後の長男の人生でも役立つと感じています。
お休みの日くらい自由にしてもいいという考えも理解できます。
定型っ子であれば、うまくリズムをつかんで過ごせると思います。
環境の変化に弱く、突発的な状況にパニックになりやすい発達っ子は、「休みだから」はあまり多用しないのがベターかなと感じます。
お互いに1人の時間を確保できるようにする
長男が夏休みでもわたしは変わらずお仕事です。
なるべくデイサービスに行く前の時間帯は仕事量を調整していますが、ゼロにはならないので「お互いに1人になる時間」を作ることにしました。
元々長男は1人でじっくり本を読んだり、工作をしたりと1人遊びが上手なタイプです。
うまくその時間はわたしの仕事時間に充てられるように、長男の固定ルーティンと家事の時間を工夫するようにしました。
お互いに自分の時間を邪魔されるのがイヤ!というのは共通なので、うまく時間の確保はできています。
放課後等デイサービスをうまく活用する
長男は長期休み以外でも週4日は放課後等ディサービスを利用しています。
夏休み期間も通常通りの時間帯で利用できるので、継続して利用することにしました!
また、デイサービスによっては
- 長期休暇中のみ利用可能
- 長期休暇中は丸1日利用可能
のように色々な種類があるので、デイサービスを決めるときは長期休暇中の利用内容についても検討しておくと安心です。
学童は向いていないし入れない・・・
共働き家庭だけど留守番の難しい子供は放課後に学童に行く子が多いのではないかと思います。
空きがあるかの問題もありますが、支援級の子や特性のある子などは要相談の学童も多く、利用のハードルは高いです。
長期休暇中は平常時よりも利用者が多く、施設によっては定員ギリギリのすし詰め状態のところもあるそう。
大人の手を借りながら学校生活を送る発達っ子が、大人の手の足りていない集団の学童に入ったら・・・
もうトラブルの連続になるのは目に見えています。
発達っ子でも1人1人特性が違いますが、長男の場合は大きな音や集団の中にいるのが苦痛なタイプ。
そんな子が朝から夕方まで学童の環境に耐えられるとも思えません。
学童以外の居場所の確保は急務だなと感じました。
長期休みならではの行事も多いから楽しい
平常時のデイサービスは療育の要素が強いので、個別の課題に取り組んだり、作業療法があったりします。
長期休暇中は特別な行事があるディもあり、通ってるデイでは、
- おやつ作り
- お祭りごっこ
- 施設見学
などの催しがあるようでした。
「夏休みは行きたくない」となりがちですが、イベントがあると嬉しそうに言ってくれるのでわたしも安心です。
専門のスタッフに任せて親も息抜きをする
定型っ子であったとしても、1日中自宅で子供といるのは辛いと感じる方もいるのではないでしょうか。
わたしは辛くなるタイプです(笑)
発達っ子と関わるとわかると思うのですが、
- 指示が通りにくく会話が成立しない
- 理不尽な癇癪に振り回される
- 留守番させられない
- こだわりが強く気をつかう
などなどで、接していると本当に心がすり減っていくんです。
学校に行っている時間にリフレッシュタイムを取っていた場合、長期休み期間はその時間が丸っとなくなります。
誰かに預けたくても、発達っ子を気軽に預かってくれる人はいませんし、結局気が引けて預けられないのが現実。
専門のデイサービスであれば、ある程度安心してお任せできますので、その時間に上手くリフレッシュタイムを取ることも大切だなと感じています。
※母がご機嫌だと家庭内は円満♪は全家庭共通かもしれないです・・・!
長期休暇は日常生活における困り感を解決するチャンス!
学校の日は登校時間に合わせて慌ただしく過ごすことも多いですよね。
その点、学校がなければ朝の支度を急かす必要はありません。
- 起きるのが苦手なら、どうすればスムーズに起きられるのか
- 着替えに時間がかかるなら、どうすれば改善するのか
- 朝食が進みにくいなら、どうすれば食べられるようになるのか
などなど、子供の特性やペースを考えながら対応策を考えることができます。
時間があるということを前向きに捉えて色んなことにチャレンジしたいですし、うまく今後に生かしたいと思います。
苦手の解消に親子で取り組む
定型っ子に比べて苦手な部分はキリがないほどありますが^^;
夏の課題としては、「時計を見て行動する」に取り組むこととしました。
どうしても過集中になりやすかったり、「たのしい!」「やりたい!」の気持ちのままに行動してしまうことが多いので、少しずつ改善できればと思っています。
そのためには、わたしからも意識できる声掛けをしたり、時計を見やすくする工夫をしたり。
タイマーなどで時間の区切りを知らせる等、色々と試してみたいと思います。
頭と身体バランスよく使えるような過ごし方をする
長男はADHDの診断がおりていることもあり落ち着きはないのですが、放っておくと延々と座って本を読んでいる子です。
お勉強好き、読書好きは伸ばしてもらいたいので大いに結構です。
ですが、体幹の弱さから姿勢の悪さも指摘されているので、できれば身体も使ってもらいたいなという気持ちもあります。
そこで家庭内でも
- 療育で取り入れてもらっている体幹トレーニングを遊びで取り入れてみる
- 涼しい時間帯に散歩を兼ねて歩いてみる
- 地域のラジオ体操に参加してみる
など、意識して身体を使う時間をつくるようにしています。
まとめ
子どもにとっては楽しみな夏休み・・・
母にとっては少しつらい夏休み・・・^^;
せっかくの長期休みですし、少しでも成長や学びのある時間にしたいですよね。
- お互いの考えや想いを尊重しながら、スケジュールを組んでいくこと
- 身に付いた生活習慣を乱さないこと
- お互いの時間を大切にすること
- 放課後等デイサービスをうまく活用すること
- 苦手や困り感の改善に取り組むこと
せっかく多くの時間があるので、普段の生活では取り組めないことにも積極的にチャレンジできる夏休みにしたいとおもいます◎
このブログ記事が、お役に立てば幸いです◎
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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